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古文単語「たちわづらふ/立つ煩ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】 |
著作名:
走るメロス
11,232 views |
たちわづらふ/立つ煩ふ
ハ行四段活用
未然形 | たちわづらは |
連用形 | たちわづらひ |
終止形 | たちわづらふ |
連体形 | たちわづらふ |
已然形 | たちわづらへ |
命令形 | たちわづらへ |
■意味1:自動詞
たちくたびれる。
[出典]:蓬生 源氏物語
「御使ひのたちわづらはむもいとほしう...」
[訳]:使者が立ちくたびれるであろうことも気の毒で...
「御使ひのたちわづらはむもいとほしう...」
[訳]:使者が立ちくたびれるであろうことも気の毒で...
■意味2:自動詞
立ち去りがたく思う。
[出典]:夕顔 源氏物語
「たちわづらひたまふも、軽々しう...」
[訳]:立ち去り難くお思いになるのも、(身の上から考えれば)軽々しくもあり...
「たちわづらひたまふも、軽々しう...」
[訳]:立ち去り難くお思いになるのも、(身の上から考えれば)軽々しくもあり...
■意味3:自動詞
車などを置くことができずに困る。
[出典]:車争ひ 源氏物語
「隙もなう立ちわたりたるに、よそほしう引き続きて立ちわづらふ。」
[訳]:(通りには)隙間もなく(牛車が)ずらりと立ち並んでいるので、(葵の上の一行は)厳かで盛大に列を引き連ね、車の停め場所がなくて困っています。
「隙もなう立ちわたりたるに、よそほしう引き続きて立ちわづらふ。」
[訳]:(通りには)隙間もなく(牛車が)ずらりと立ち並んでいるので、(葵の上の一行は)厳かで盛大に列を引き連ね、車の停め場所がなくて困っています。
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