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万葉集「雲に飛ぶ薬食むよは都見ばいやしき我が身またをちぬべし」の現代語訳と解説
著作名: 走るメロス
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はじめに

このテキストでは、万葉集の第5巻に収録されている「雲に飛ぶ薬食むよは都見ばいやしき我が身またをちぬべし」(八四八)の現代語訳・口語訳とその解説を記しています。この和歌は、平成の次の元号である「令和」(2019年5月1日〜)の由来となった万葉集『梅花の歌三十二首并せて序』に収録された歌のひとつです。

原文

雲に飛ぶ 薬食むよは 都いやしき我が身 また(※1)をちぬべし

ひらがなでの読み方

くもにとぶ くすりはむよは みやこみば いやしきわがみ またをちぬべし

現代語訳

雲の上を飛ぶ(ことができる)薬を飲むよりは、都を見れば、取るに足らない私の身もまた若返るでしょう


解説

大伴旅人または員外の者(32人にカウントされなかった人)作の歌ですが、大伴旅人が詠んだ歌とする説が有力です。大伴旅人主催の梅花の宴にて詠まれた歌のひとつです。梅花の宴とは文字通り梅の花を題材とした歌を詠む会で、当時太宰府の長官であった大伴旅人を中心に開催されました。

単語・文法解説

(※1)をちタ行上二段活用「をつ」の連用形。「若返る/もとに戻る」の意


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