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古文単語「さだまる/定まる」の意味・解説【ラ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
20,856 views |
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さだまる/定まる
このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「さだまる/定まる」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ラ行四段活用
| 未然形 | さだまら |
| 連用形 | さだまり |
| 終止形 | さだまる |
| 連体形 | さだまる |
| 已然形 | さだまれ |
| 命令形 | さだまれ |
■意味1:自動詞
決まる、決定する。
■意味2:自動詞
慣例となる、型にはまる、定説となる。
[出典]:御法 源氏物語
「さだまりたる念仏をばさるものにて、法華経などを誦ぜさせたまふ。」
[訳]:慣例となっている念仏はいうまでもなく、法華経などを読経させなさる。
「さだまりたる念仏をばさるものにて、法華経などを誦ぜさせたまふ。」
[訳]:慣例となっている念仏はいうまでもなく、法華経などを読経させなさる。
■意味3:自動詞
落ち着く、安定する、鎮まる。
[出典]:伊勢物語
「この京は人の家まだ定まらざりける時に...」
[訳]:この京はまだ人家が安定しなかったときに...
「この京は人の家まだ定まらざりける時に...」
[訳]:この京はまだ人家が安定しなかったときに...
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