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古文単語「とどこほる/滞る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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とどこほる/滞る

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ラ行四段活用

未然形とどこほら
連用形とどこほり
終止形とどこほる
連体形とどこほる
已然形とどこほれ
命令形とどこほれ


意味1:自動詞

停滞する、物事が進まない

[出典]世に従はん人は 徒然草
「生住異滅の移り変はる、まことの大事は、猛き河のみなぎり流るるがごとし。しばしも滞らず、直ちに行ひゆくものなり。」

[訳]:生住異滅が次第に変化することの、本当の重要なことは、勢いが激しい川が満ちあふれて流れるようなものです。(重要なことは、その場に)少しの間も停滞することなく、すぐに進行するものなのです。


意味2:自動詞

ためらう、ぐずぐずする

[出典]:賢木 現実
「何事にかはとどこほり給はむ。」

[訳]:(右大臣は)何をためらっていらっしゃるのか。


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