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古文単語「いまさら/今更」の意味・解説【副詞】 |
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著作名:
走るメロス
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今改めて、こと新しく。
[出典]:忠度の都落ち 平家物語
「忠度のありしありさま言ひおきし言の葉、今さら思ひ出でてあはれなりければ...」
[訳]:忠度のいつぞやの様子や言い残した言葉を、今改めて思い出してしみじみと心打たれたので...
「忠度のありしありさま言ひおきし言の葉、今さら思ひ出でてあはれなりければ...」
[訳]:忠度のいつぞやの様子や言い残した言葉を、今改めて思い出してしみじみと心打たれたので...
(打消の語や反語表現をともなって)
今となってはもう。
[出典]:和泉式部日記
「げに、いまさらさやうに慣らひなきありさまはいかがせむ。」
[訳]:本当に、今となってはもうそのように慣れていない暮らしができるでしょうか、いやできないでしょう。
「げに、いまさらさやうに慣らひなきありさまはいかがせむ。」
[訳]:本当に、今となってはもうそのように慣れていない暮らしができるでしょうか、いやできないでしょう。
初めて。
[出典]:今様のことどもの 徒然草
「いまさらの人などのある時...」
[訳]:初めて来た人などがいるときに...
「いまさらの人などのある時...」
[訳]:初めて来た人などがいるときに...
似た言葉で形容動詞「いまさらなり」がある。
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