|
|
|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
『狩り暮らしたなばたつめに宿からむ天の河原に我は来にけり』わかりやすい現代語訳と解説・品詞分解 |
|
著作名:
走るメロス
82,963 views |
|
はじめに
このテキストでは、古今和歌集や伊勢物語の第82段「渚の院」に収録されている歌「狩り暮らしたなばたつめに宿からむ天の河原に我は来にけり」の原文、現代語訳・口語訳と解説(句切れ/掛詞など)、そしてその品詞分解を記しています。
原文
狩り暮らし たなばたつめに 宿からむ 天の河原に 我は来にけり
ひらがなでの読み方
かりくらし たなばたつめに やどからむ あまのかはらに われはきにけり
現代語訳
一日中狩りをして日暮れになったので、(今夜は)織姫に宿を借りることとしましょう。天の川の河原に私はきたのだなあ。
解説
作者は在原業平です。古今和歌集の詞書や伊勢物語には次のように書かれています。
惟喬親王と狩りをして天の川という川に行き着いたときに、親王が、「交野で狩りをおこなって、天の川のほとりに行き着いたことを題にして、歌を詠んで杯にそそぎなさい。」とおっしゃったことに対して詠んだ歌。
文法
■句切れ
三句切れ
■掛詞
「狩り暮らし」は、「一日中狩りをする」を意味するサ行四段活用「狩り暮らす」と、「日が暮れるまで時を過ごす」を意味するサ行四段活用「暮らす」を掛けた言葉。ちなみに「暮らす」には「一日中〜する」を意味する補助動詞としての役割もある。
品詞分解
※名詞は省略しています。
| 狩り暮らし | サ行四段活用「かりくらす」の連用形 |
| たなばたつめ | ー |
| に | 格助詞 |
| 宿 | ー |
| から | ラ行四段活用「かる」の未然形 |
| む | 意志の助動詞「む」の終止形 |
| 天の河原 | ー |
| に | 格助詞 |
| 我 | 代名詞 |
| は | 係助詞 |
| 来 | カ行変格活用「く」の連用形 |
| に | 完了の助動詞「ぬ」の連用形 |
| けり | 詠嘆の助動詞「けり」の終止形 |
このテキストを評価してください。
|
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
「昔、男ありけり。」の現代語訳
>
高校古文『都へと思ふをものの悲しきは帰らぬ人のあればなりけり』わかりやすい現代語訳と品詞分解
>
『験なきものを思はずは一杯の濁れる酒を飲むべくあるらし』 現代語訳と解説・品詞分解
>
「みそかなる所なれば、門よりもえ入らで」の現代語訳・品詞分解・敬意の向き
>
『見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮』現代語訳と品詞分解・文法解説
>
注目テキスト
























