manapedia
更新日時:
古文単語「ふしまろぶ/臥し転ぶ」の意味・解説【バ行四段活用】
著作名: 走るメロス
10,136 views
ふしまろぶ/臥し転ぶ

このテキストでは、バ行四段活用の動詞「ふしまろぶ/臥し転ぶ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

バ行四段活用

未然形ふしまろば
連用形ふしまろび
終止形ふしまろぶ
連体形ふしまろぶ
已然形ふしまろべ
命令形ふしまろべ


意味:自動詞

(極度の嬉しさや悲しみのために)
転げまわる

[出典]尼、地蔵を見奉ること 宇治拾遺物語
「尼、見るままに是非も知らず、臥しまろびて、拝み入りて、土にうつぶしたり。」

[訳]:尼は、見るやいなや我を忘れて、(あまりの嬉しさに)転げまわり、ひたすら拝み込み、地面に身を伏せてしまいました。


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。