|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「さしつめひきつめ/差し詰め引き詰め」の意味・解説【連語】 |
著作名:
走るメロス
2,556 views |
さしつめひきつめ/差し詰め引き詰め
このテキストでは、古文単語「さしつめひきつめ/差し詰め引き詰め」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
成り立ち
動詞「さしつむ」の連用形と動詞「ひきつむ」の連用形が一語になったもの。
連語
■意味
(矢を)
次から次へと弓につがえる様、続けて射る様。
[出典]:木曾最期 平家物語
「『日頃は音にも聞きつらん、今は目にも見給へ。木曽殿の御乳母子、今井四郎兼平、生年三十三にまかりなる。さる者ありとは鎌倉殿までも知ろし召されたるらんぞ。兼平討つて見参に入れよ。』とて、射残したる八筋の矢を、差し詰め引き詰め散々に射る。」
[訳]:「普段は(私のことを)噂でも聞いて知っているだろう、(そしてその私を)今は御覧あれ。木曽殿の乳母の子、今井四郎兼平、年は三十三になる。このような者がいることは鎌倉殿までもご存知であろう。兼平を討ち取って(頼朝に)お目にかけよ。」と言って、残した八本の矢を、次から次へと弓につがえて激しく射る。
「『日頃は音にも聞きつらん、今は目にも見給へ。木曽殿の御乳母子、今井四郎兼平、生年三十三にまかりなる。さる者ありとは鎌倉殿までも知ろし召されたるらんぞ。兼平討つて見参に入れよ。』とて、射残したる八筋の矢を、差し詰め引き詰め散々に射る。」
[訳]:「普段は(私のことを)噂でも聞いて知っているだろう、(そしてその私を)今は御覧あれ。木曽殿の乳母の子、今井四郎兼平、年は三十三になる。このような者がいることは鎌倉殿までもご存知であろう。兼平を討ち取って(頼朝に)お目にかけよ。」と言って、残した八本の矢を、次から次へと弓につがえて激しく射る。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「すなはち/即ち/則ち/乃ち」の意味・解説【名詞】
>
古文単語「すくよかなり/健よかなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
>
古文単語「いろいろ/色々」の意味・解説【副詞】
>
古文単語「うちかく/打ち掛く/打ち懸く」の意味・解説【カ行下二段活用】
>
古文単語「いかで/如何で」の意味・解説【副詞】
>
最近見たテキスト
古文単語「さしつめひきつめ/差し詰め引き詰め」の意味・解説【連語】
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング
注目テキスト