manapedia
更新日時:
古文単語「のぞむ」の意味・解説
著作名: 走るメロス
350 views
「のぞむ」の意味・使用例

このテキストでは、古文単語「のぞむ」の意味、解説とその使用例を記している。

「のぞむ」には
臨む
望む
の用法がある。

①臨む

マ行四段活用

意味1:自動詞

対する、面する、臨む

[出典]最上川 おくの細道
「白糸の瀧は青葉の隙々に落ちて、仙人堂、岸に臨んで立つ。」

[訳]:白糸の滝は青葉の間間に流れ落ちており、仙人堂は岸に面して建っている。


意味2:自動詞

出席する、出向く

[出典]:徒然草
「一道に携はる人、あらぬ道の蓆(むしろ)にのぞみて...」

[訳]:一つの専門の道にかかわっている人が、専門外の場に出席して...



②望む

マ行四段活用

意味1:他動詞

遠く見やる、眺める

[出典]:方丈記
「もしうららかなれば、峰によぢのぼりて、はるかにふるさとの空をのぞみ...」

[訳]:日が明るくのどかであれば、山の頂上によじ登って、遠く故郷の空を見やり...


意味2:他動詞

願う、希望する

[出典]馬のはなむけ 土佐日記
「中垣こそあれ、一つ家のやうなれば、望みて預かれるなり。」

[訳]:(隣の家とを隔てる)垣根はあるけれど、(隣の家と私の家とは)一軒の家のようなものなので、(お隣さんが)望んで管理を引き受けたのだ。


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。