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古文単語「かきたる/掻き垂る」の意味・解説【ラ行下二段活用/ラ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
30,104 views |
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かきたる/掻き垂る
このテキストでは、古文単語「かきたる/掻き垂る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「かきたる」には
①ラ行下二段活用
②ラ行四段活用
の用法があるが、重要性を考えてここでは「①ラ行下二段活用」のみを扱う。
①ラ行下二段活用
| 未然形 | かきたれ |
| 連用形 | かきたれ |
| 終止形 | かきたる |
| 連体形 | かきたるる |
| 已然形 | かきたるれ |
| 命令形 | かきたれよ |
■意味1:自動詞
雨雲や雪雲が垂れ込める、雨や雪が激しく降る。
[出典]:道長の豪胆 大鏡
「花山院の御時に、五月下つ闇に、五月雨も過ぎて、いとおどろおどろしくかきたれ雨の降る夜、帝、さうざうしとや思し召しけむ...」
[訳]:花山院の御代に、五月下旬の闇夜ですが、五月雨も過ぎ去って、(雨雲が)とても気味が悪く垂れ込めて激しく雨が降る夜に、帝は物足りないとお思いになったのでしょうか...
「花山院の御時に、五月下つ闇に、五月雨も過ぎて、いとおどろおどろしくかきたれ雨の降る夜、帝、さうざうしとや思し召しけむ...」
[訳]:花山院の御代に、五月下旬の闇夜ですが、五月雨も過ぎ去って、(雨雲が)とても気味が悪く垂れ込めて激しく雨が降る夜に、帝は物足りないとお思いになったのでしょうか...
■意味2:他動詞
(髪を)
櫛でといで垂らす。
[出典]:万葉集
「か黒し髪をま櫛持ちここにかきたれ...」
[訳]:まっ黒な髪を櫛でといでここまで垂らし...
「か黒し髪をま櫛持ちここにかきたれ...」
[訳]:まっ黒な髪を櫛でといでここまで垂らし...
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