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古文単語「さわぎ/騒ぎ」の意味・解説【名詞】 |
著作名:
走るメロス
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「さわぎ/騒ぎ」の意味・活用・使用例【名詞】
このテキストでは、古文単語「さわぎ/騒ぎ」の意味、解説とその使用例を記している。
※上代では「さわき」とも。
名詞
■意味1
騒ぐこと、やかましいこと。
[出典]:芥川 伊勢物語
「『あなや。』と言ひけれど、神鳴るさわぎに、え聞かざりけり。」
[訳]:「あれえ。」と(女性は)言ったのですが、雷の鳴るやかましさで、(男はこれを)とても聞き取ることができませんでした。
「『あなや。』と言ひけれど、神鳴るさわぎに、え聞かざりけり。」
[訳]:「あれえ。」と(女性は)言ったのですが、雷の鳴るやかましさで、(男はこれを)とても聞き取ることができませんでした。
■意味2
あわただしいこと、とりこみ。
[出典]:俊蔭 宇津保物語
「親たちの亡くなりにけるさわぎに...」
[訳]:親たちが亡くなってしまったとりこみに...
「親たちの亡くなりにけるさわぎに...」
[訳]:親たちが亡くなってしまったとりこみに...
■意味3
騒動、戦乱。
[出典]:大和物語
「純友が騒ぎの時...」
[訳]:純友の戦乱の時...
※純友の戦乱=藤原純友の乱
「純友が騒ぎの時...」
[訳]:純友の戦乱の時...
※純友の戦乱=藤原純友の乱
■意味4
遊興、酒宴などでにぎやかに遊ぶこと。
[出典]:冥土の飛脚 近松門左衛門
「何時なりとも、騒ぎの節、きっと参上申すべく候。」
[訳]:いつでも、遊興のおりは、必ず参上申し上げるつもりです。
「何時なりとも、騒ぎの節、きっと参上申すべく候。」
[訳]:いつでも、遊興のおりは、必ず参上申し上げるつもりです。
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