manapedia
更新日時:
古文単語「いとなみいだす/営み出だす」の意味・解説【サ行四段活用】
著作名: 走るメロス
15,690 views
いとなみいだす/営み出だす

このテキストでは、サ行四段活用の動詞「いとなみいだす/営み出だす」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

※「いとなみいづ/営み出づ」とも。
サ行四段活用

未然形いとなみいださ
連用形いとなみいだし
終止形いとなみいだす
連体形いとなみいだす
已然形いとなみいだせ
命令形いとなみいだせ


意味:他動詞

作り出す、こしらえあげる

[出典]亀山殿の御池に 徒然草
「多くの銭を賜ひて、数日に営み出だして、掛けたりけるに、おほかた廻らざりければ、とかく直しけれども、つひに回らで、いたづらに立てりけり。」

[訳]:多くの金銭をお与えになって、数日かけてこしらえあげて、(水車を川に)かけたところ、まったくまわらなかったので、あれこれと直してみたけれど、最後までまわることはなく、むなしく(水車は)立っているだけであった。


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。