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古文単語「さはる/障る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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「さはる/障る」の意味・活用・使用例【ラ行四段活用】

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「さはる/障る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形さはら
連用形さはり
終止形さはる
連体形さはる
已然形さはれ
命令形さはれ


意味1:自動詞

邪魔になる、妨げられる

[出典]:桐壷 源氏物語
「月影ばかりぞ、八重葎にも障らず、差し入りたる。」

[訳]:月の光だけが、生い茂ったつる草にも妨げられないで、差し込んでいる。


意味2:自動詞

不都合になる、都合が悪くなる、さしつかえる

[出典]花は盛りに 徒然草
障ることありてまからで。」

[訳]さしつかえることがあって、(花見に)参りませんで。


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