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評論文・小説の解き方・コツ 〜小説編〜 |
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著作名:
春樹
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受験国語において、現代文と呼ばれる分野は“評論”と“小説”の二つがあります。ここでは、小説の解き方について述べていくことにします。
小説と評論文は、どちらも散文で書かれていますが、目的や内容、書き方などに大きな違いがあります。
小説は、作者の構想に基づいて、登場人物や事件を描いた虚構の物語です。読者に感情移入させたり、想像力を刺激したりすることを目的としています。小説の文章は、登場人物の会話や行動によってストーリーが進行していくのが特徴です。
評論文は、筆者の主張を論理的に説明した文章です。読者に知識や見識を伝えたり、考え方や価値観を変えたりすることを目的としています。評論文の文章は、客観的な事実や根拠を基に書かれており、筆者の意見や判断が明確に示されています。
小説と評論文は、どちらも読者に何かを提供する文章ですが、その提供方法が異なります。小説は、読者の感情や想像力に訴えかける文章です。評論文は、読者の知識や見識を高めるための文章です。
小説と評論文を読む時は、それぞれの特徴や違いを意識することが大切です。小説は、ストーリーに沿って読むと、より楽しく読むことができます。評論文は、筆者の主張を理解するために、文章を丁寧に読む必要があります。
問題形式としては、まず語彙の意味を答える問題があって、そして文章について答える問題があります。語彙の問題が10~15点、文章の問題が35~40点ぐらいの割合で配分されていることが多いです。
語彙問題とは、上記のような語句の意味を聞かれる問題です。
だいたい四つの選択肢が提示されますが、どれも似たような書き方されています。
ですので、しっかり選択肢を読んで答えましょう。
対策としては、模試などに出てくる語彙を、解説などを活用して覚えるようにしましょう。一回みた語彙は意味を覚えるように心がけましょう。
このように、名前を囲んでおくと、文章が読みやすくなります。ただただ続く文章を読まなければならない小説においては、名前を四角で囲むことにより名前が強調され、文章自体に抑揚がつくようになります。
また、「誰がこのような発言をしたのか」「誰がこのように考えているのか」が断然読み取りやすくなります。
あまりいい例ではないですが、このように抽象的書かれている部分もあれば、「~は、嬉しかった」のように直接的に書かれている部分もあります。
小説は評論とは違い、すべてを拾いながら読む必要はないと私は感じます。
その場面の説明などは文章中に書かれています。だから余計に、人物の気持ちや心情などが見えにくくなっているのです。波線を引くことによって文章を一回読んだあと見返すときに、ぱっと見てわかりやすいと思います。
小説は難しいと感じる人も多いですが、丁寧に読み込んでいくと意外に点数が稼げる分野でもあります。満点を取ることも難しくはありません。ぜひ、得意分野にして点数を稼いでください。
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