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古文単語「はばかる/憚る」の意味・解説【ラ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
84,928 views |
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はばかる/憚る
このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「はばかる/憚る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ラ行四段活用
| 未然形 | はばから |
| 連用形 | はばかり |
| 終止形 | はばかる |
| 連体形 | はばかる |
| 已然形 | はばかれ |
| 命令形 | はばかれ |
■意味1:自動詞
悩む、ためらう。
※この用法の場合「行きはばかる/立ちはばかる」などの形で用いられる。
[出典]:万葉集 山部赤人
「白雲もい行きはばかり時じくそ雪は降りける...」
[訳]:白雲も行くのをためらって、時期でもないのに雪が降った
「白雲もい行きはばかり時じくそ雪は降りける...」
[訳]:白雲も行くのをためらって、時期でもないのに雪が降った
■意味2:自動詞
いっぱいになる、はびこる。
[出典]:物怪之沙汰 平家物語
「ひと間にはばかるほどの物の面出できて、のぞきたてまつる。」
[訳]:ひと間がいっぱいになるほどの(大きな)物の怪の顔が現れて、覗き申し上げる。
「ひと間にはばかるほどの物の面出できて、のぞきたてまつる。」
[訳]:ひと間がいっぱいになるほどの(大きな)物の怪の顔が現れて、覗き申し上げる。
■意味3:他動詞
気兼ねする、遠慮する。
[出典]:桐壷 源氏物語
「人のそしりをもえ憚らせ給はず、世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。 」
[訳]:周りの人が悪くいうのも気兼ねなさることもおできにならず、世間の語り草にもなるにちがいない(ほどのご寵愛の)なさりようです。
「人のそしりをもえ憚らせ給はず、世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。 」
[訳]:周りの人が悪くいうのも気兼ねなさることもおできにならず、世間の語り草にもなるにちがいない(ほどのご寵愛の)なさりようです。
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