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古文単語「おほとのごもる/大殿籠る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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おほとのごもる/大殿籠る

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「おほとのごもる/大殿籠る」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。

ラ行四段活用

未然形おほとのごもら
連用形おほとのごもり
終止形おほとのごもる
連体形おほとのごもる
已然形おほとのごもれ
命令形おほとのごもれ


意味:自動詞

(「寝」の尊敬語で)
お休みになる

※「大殿(寝殿)にこもる」というのがもとの意味であり、「眠る」ことにこだわらず、体を休めるという意味で用いられることもある。
[出典]枕草子 清少納言
「...御前に御覧ぜさせむとすれど、上のおはしまして大殿籠りたり。」

[訳]:...(中宮様に)お目にかけさせようとしたのですが、天皇がいらっしゃって、(中宮様はご一緒に)お休みになられています。


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