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枕草子『翁丸・上にさぶらふ御猫は』(御厠人なるもの走り来て〜)の品詞分解 |
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著作名:
走るメロス
63,688 views |
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枕草子『上にさぶらふ御猫は』
ここでは、枕草子の中の枕草子『上にさぶらふ御猫は』の「御厠人なるもの走り来て〜」から始まる部分の品詞分解を行っています。書籍によっては「翁丸」や「命婦さまといふ御猫」と題するものもあるようです。
前回のテキスト
「上にさぶらふ御猫は〜」の品詞分解
品詞分解
※名詞は省略しています。
御厠人
なる(断定の助動詞・連体形)
もの
走り来(カ行変格活用・連用形)
て(接続助詞)、
「あな(感動詞)
いみじ(形容詞・シク活用の語幹)。
犬
を(格助詞)
蔵人
二人
して(格助詞)
打ち(タ行四段活用・連用形)
給ふ(補助動詞・ハ行四段活用・終止形)。
死ぬ(ナ行変格活用・終止形)
べし(推量の助動詞・終止形)。
犬
を(格助詞)
流さ(サ行四段活用・未然形)
せ(尊敬の助動詞・連用形)
給ひ(補助動詞・ハ行四段活用・連用形)
ける(過去の助動詞・連体形)
が(格助詞)、
帰り参り(ラ行四段活用・連用形)
たる(完了の助動詞・連体形)
とて(格助詞)、
調じ(サ行変格活用・連用形)
給ふ(補助動詞・ハ行四段活用・終止形)。」
と(格助詞)
言ふ(ハ行四段活用・終止形)。
心憂(形容詞・ク活用の語幹)
の(格助詞)
こと
や(間投助詞)。
翁丸
なり(断定の助動詞・終止形)。
「忠隆・実房
なんど(副助詞)
打つ(タ行四段活用・終止形)。」
と(格助詞)
言へ(ハ行四段活用・已然形)
ば(接続助詞)、
制し(サ行変格活用・連用形)
に(格助詞)
やる(ラ行四段活用・連体形)
ほど
に(格助詞)、
からうじて(副詞)
鳴きやみ(マ行四段活用・連用形)、
「死に(ナ行変格活用・連用形)
けれ(過去の助動詞・已然形)
ば(接続助詞)、
陣
の(格助詞)
外
に(格助詞)
引き捨て(タ行下二段活用・連用形)
つ(完了の助動詞・終止形)。」
と(格助詞)
言へ(ハ行四段活用・已然形)
ば(接続助詞)、
あはれがり(ラ行四段活用・連用形)
など(副助詞)
する(サ行変格活用・連体形)
夕つ方、
いみじげに(形容動詞・ナリ活用・連用形)
腫れ(ラ行下二段活用・連用形)、
あさましげなる(形容動詞・ナリ活用・連体形)
犬
の(格助詞)
わびしげなる(形容動詞・ナリ活用・連体形)
が(格助詞)、
わななきありけ(カ行四段活用・已然形)
ば(接続助詞)、
「翁丸
か(係助詞)。
このごろ
かかる(ラ行変格活用・連体形)
犬
やは(係助詞)
ありく(カ行四段活用・連体形)。」
と(格助詞)
言ふ(ハ行四段活用・連体形)
に(接続助詞)、
「翁丸。」
と(格助詞)
言へ(ハ行四段活用・已然形)
ど(接続助詞)、
聞き(カ行四段活用・連用形)
も(係助詞)
入れ(ラ行下二段活用・未然形)
ず(打消の助動詞・終止形)。
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