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【白鳳文化】 受験日本史まとめ 11
著作名: Cogito
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白鳳文化

白鳳文化とは

大化の改新から、平城遷都に至る時代を白鳳時代と呼び、この時代に盛んになった文化を白鳳文化といいます。

天武天皇の時代に、神社の儀式を定めた神祇制度が整備され、伊勢神宮を中心として大嘗会の制が確立しました。

同時に、仏教も広く信仰され、篤く保護を受けました。国家によって官立の大寺として大官大寺や薬師寺が建立され、金光明経などの護国経典が各地に広まりました。

白鳳文化の代表的な建築物は、再建された法隆寺の金堂・五重塔・中門・回廊や薬師寺の東塔、山田寺の回廊などがあります。

仏教文化

仏教が篤く保護された白鳳時代には、さまざまな仏教文化がおこりました。

彫刻では、薬師寺金堂薬師三尊像、薬師寺東院堂聖観音像、興福寺仏頭、法隆寺阿弥陀三尊像、夢違観音像などが代表的です。

絵画では、法隆寺金堂壁画が著名で、これはインドのアジャンター石窟群の壁画や中国の敦煌石窟壁画の様式を取り入れて描かれたと言われています。その他にも高松塚古墳の壁画も有名です。



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