更新日時:
|
|
今昔物語『兵だつる者、我が影を怖るること』(兵立ちける者)の品詞分解2 |
|
著作名:
走るメロス
13,943 views |
ここでは、今昔物語の中の『兵だつる者、我が影を怖るること』の品詞分解をしています。2回に渡ってお届けしていますが、このテキストは第2回です。前回のテキストはこちら
※名詞は省略してあります。
さて(接続詞)、
妻
に(格助詞)、
「かれ
行き(カ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)
追ひ出だせ(サ行四段活用・命令形)。
我(代名詞)
を(格助詞)
見(マ行上一段活用・連用形)
て(接続助詞)
震ひ(ハ行四段活用・連用形)
つる(完了の助動詞・連体形)
は(係助詞)、
怖ろし(形容詞・シク活用・終止形)
と(格助詞)
思ひ(ハ行四段活用・連用形)
つる(完了の助動詞・連体形)
に(断定の助動詞・連用形)
こそ(係助詞)
あん(ラ行変格活用「連体形」の撥音便)
めれ(推量の助動詞・已然形)。
我(代名詞)
は(係助詞)
もの
へ(格助詞)
行か(カ行四段活用・未然形)
むずる(意志の助動詞・連体形)
門出
なれ(断定の助動詞・已然形)
ば(接続助詞)、
はかなき(形容詞・ク活用・連体形)
疵
も(係助詞)
打ちつけ(カ行下二段活用・未然形)
られ(受身の助動詞・連用形)
な(完了の助動詞・未然形)
ば(接続助詞)、
よしなし(形容詞・ク活用・終止形)。
女
を(格助詞)
ば(係助詞)
よも(副詞)
切ら(ラ行四段活用・未然形)
じ(打消推量の助動詞・終止形)。」
と(格助詞)
言ひ(ハ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、
衣
を(格助詞)
引きかづき(カ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)
臥し(サ行四段活用・連用形)
に(完了の助動詞・連用形)
けれ(過去の助動詞・已然形)
ば(接続助詞)、
妻、
「言ふかひなし(形容詞・ク活用・終止形)。
かくて(副詞)
や(間投助詞)、
弓箭
を(格助詞)
捧げ(ガ行下二段活用・連用形)
て(接続助詞)
月見
に(格助詞)
行く(カ行四段活用・終止形)。」
と(格助詞)
言ひ(ハ行四段活用・連用形)
て(接続助詞)、
起き(カ行上二段活用・連用形)
て(接続助詞)
また(副詞)
見(マ行上一段活用・連用形)
む(意志の助動詞・終止形)
とて(格助詞)
立ち出で(ダ行下二段活用・連用形)
たる(完了の助動詞・連体形)
に(接続助詞)、
1ページ
|
前ページ
|
1/4 |
次ページ |
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
今昔物語『兵だつる者、我が影を怖るること』(兵立ちける者)の品詞分解1
>
沙石集『いみじき成敗/正直の徳』の品詞分解2(国主、眼さかしくして〜)
>
徒然草『高名の木のぼり』の品詞分解(助動詞・動詞の活用など)
>
『城陸奥守泰盛は』の品詞分解 徒然草
>
源氏物語『薄雲・母子の別れ・明石の君の苦悩』( 暗うおはし着きて〜)の品詞分解
>
奥の細道『白河の関』の品詞分解/松尾芭蕉
>
最近見たテキスト
今昔物語『兵だつる者、我が影を怖るること』(兵立ちける者)の品詞分解2
10分前以内
|
>
|