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蜻蛉日記原文全集「八日ばかりに見えたる人」 |
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著作名:
古典愛好家
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蜻蛉日記
八日ばかりに見えたる人
八日ばかりに見えたる人、
「いみじう節会(せちゑ)がちなるころにて」
などあり。つとめてかへるに、しばし立ちどまりたる男どものなかより、かく書きつけて女房の中に入れたり。
しもつけやをけのふたらをあぢきなく かげもうかばぬかがみとぞみる
そのふたに、酒、くだものなど入れていだす。かはらけに女方(にょうぼう)
さしいでたるふたらをみればみをすてて このむはたまのこぬとさだめつ
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