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枕草子『中納言参りたまひて』テストで出題されそうな問題 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、枕草子の一節「中納言参りたまひて」でテストに出題されそうな問題をピックアップしています。
※清少納言は平安時代中期の作家・歌人です。一条天皇の皇后であった中宮定子に仕えました。枕草子は、兼好法師の『徒然草』、鴨長明の『方丈記』と並んで「古典日本三大随筆」と言われています。
次の文章を読み、問いに答えよ
中納言参り給ひて、御扇奉らせたまふに、
「隆家こそいみじき骨は得てはべれ。それをはらせて参らせむとするに、おぼろけの紙はえ張るまじければ、求めはべるなり。」
と申したまふ。
「いかやうにかある。」
と問ひ聞こえさせたまへば、
「すべていみじうはべり。『さらにまだ見ぬ骨のさまなり。』となむ人々申す。まことにかばかりのは見えざりつ。」
と、言高くのたまへば、
「さては、扇のにはあらで、海月のななり。」
と聞こゆれば、
「これは隆家が言にしてむ。」
とて笑ひたまふ。
かやうのことこそは、かたはらいたきことのうちに入れつべけれど、
「一つな落としそ。」
と言へば、いかがはせむ。
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