更新日時:
|
|
遍昭『浅緑糸縒りかけて白露を珠にも貫ける春の柳か』現代語訳と品詞分解 |
|
著作名:
走るメロス
31,390 views |
浅緑 糸縒りかけて 白露を 珠にも貫ける 春の柳か
このテキストでは、古今和歌集に収録されている歌「浅緑糸縒りかけて白露を珠にも貫ける春の柳か」のわかりやすい現代語訳・口語訳、解説、歌が詠まれた背景や意味、そして品詞分解を記しています。
古今和歌集(こきんわかしゅう)は、平安時代前期の勅撰和歌集(ちょくせんわかしゅう)です。勅撰和歌集とは、天皇や上皇の命令により編集された和歌集のことです。
浅緑糸縒りかけて白露を珠にも貫ける春の柳か
(柳や白露の美しさを、糸や玉に例えて)うすい緑色の糸をよりあわせて、露を白珠のように貫いている春の柳よ
浅緑糸縒りかけて | 柳に降った雨粒がついて白露となっている様子を、玉に糸を通したものに見立てている |
縒る | 糸をねじり合わせて1本の強い糸にする |
※名詞は省略しています。
浅緑 | ー |
糸 | ー |
縒りかけ | カ行下二段活用・連用形 |
て | 接続助詞 |
白露 | ー |
を | 格助詞 |
珠 | ー |
に | 格助詞 |
も | 係助詞 |
貫け | カ行四段活用・已然形 |
る | 存続の助動詞・連体形 |
春 | ー |
の | 格助詞 |
柳 | ー |
か | 終助詞 |
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
方丈記『養和の飢饉(また養和のころとか〜)』の現代語訳と文法解説
>
『うらうらに照れる春日にひばり上がり心悲しもひとりし思へば』 わかりやすい現代語訳と品詞分解
>
百人一首4『田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ』現代語訳と解説(枕詞・品詞分解)
>
古今著聞集『能は歌詠み』テスト対策・テストで出題されそうな問題
>
百人一首『音に聞く高師の浜のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれ』現代語訳と解説(掛詞、歌枕、縁語など)
>
最近見たテキスト
遍昭『浅緑糸縒りかけて白露を珠にも貫ける春の柳か』現代語訳と品詞分解
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング
注目テキスト