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"もし~なら○○なのに"を表す仮定法過去 |
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著作名:
茶ップリン
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このテキストでは、"もし~なら○○なのに"というときに使う仮定法過去についてみていきます。まず仮定法過去とは、「もし翼があったら飛んでいくのになぁ」のように、"現在の事実とは違うこと"、"どうがんばっても実現不可能なこと"を表すために使うテクニックです。現在の事実のことをいうのになんで"仮定法過去"?と思われるかもしれません。これはのちのち説明します。
仮定法過去の基本形は、次の形です。
If+S+V,S+助動詞(*1)+V
(*1)助動詞とは、would,could,might,shouldのいずれかになります。
"If"は"もし~ならば"を意味し、仮定法には欠かせない語句です。そして一番気をつけなければならないのは、動詞の時制です。現在の事実とは違うことを説明する場合、動詞の形を、1つ前の時制にしなければなりません。つまり、現在のことを表すために、動詞は過去形に変化させて使うということです。このことから、仮定法過去と呼ばれているんですね。
If+S+V,S+助動詞(*1)+V
ifがついている節のことをif節、ついていない節のことを主節と言いますが、if節の動詞は過去形に、そして主節では、助動詞が過去形になって動詞は原形となります。
1:If I were tall, I could make a slum dank.
※もし背が高かったらダンクシュートを決められるのに。
2:If I spoke English, I would go to USA.
※もし英語が話せたら、アメリカに行くのに。
先ほど動詞は過去形になると述べましたが、be動詞の場合には、主語が"I"だろうが"He"だろうが"She"だろうが、必ず"were"を使うのが決まりです。一般動詞の場合には普通に過去形にします。
では次の文は、仮定法過去といえるでしょうか。
If it is fine tomorrow, we will go on a picnic.
※もし明日晴れたら、私たちはピクニックに行きます。
仮定法過去とは、現在の事実とは異なることを説明するために用いるテクニックです。この文は、"もし明日晴れたら、ピクニックに行く。"という事実を述べているだけで、現実と異なることは何一つ言っていません。このことからこの文は仮定法過去とはいえません。
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