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登場人物の心情を理解する2つのキーワード |
著作名:
春樹
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心情理解を助けるためのキーワード
ここでは小説を読むときに、登場人物の心情を理解するのに役立つキーワードを紹介します。
その1:風景
好きな映画を思い浮かべてみてください。
例えば非常に緊張したシーンであれば、音楽は緊張の度合いを増すような音楽が流されますよね。つまり「心情=音楽」なわけです。
これと同じように、風景もまた登場人物の心情を表すことが多いです。
空がだんだんと曇ってきて嵐がやってくるような情景であれば、登場人物の心にも雲がかかってきていると理解していいでしょう。
風景と心情はリンクしていることが多い
その2:形容詞と比喩表現
楽しい、悲しい、面白いといった形容詞はストレートに感情を表現する言葉なので、登場人物の心情を理解するのに非常に有効なキーワードです。しかし、形容詞を使って表現されているような問題はまず出題されません。解答するみなさんが答えが簡単にわかってしまいますからね。その代わりに使われるのが、比喩的な表現です。
「そのサッカー選手は、シュートをゴール横にはずしてしまったので、頭を抱えてから腕を地面にたたきつけた。」
この文章からどのような心情が読み取れますか?
嬉しいや楽しいといった類のものではなく、悔しいや怒りを感じるはずです。
形容詞の代わりにこのような比喩表現が多く使われていますので、心情の理解に役立てましょう。
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