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古文単語「ありく/歩く」の意味・解説【カ行四段活用】

著者名: 走るメロス
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ありく/歩く

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カ行四段活用

未然形ありか
連用形ありき
終止形ありく
連体形ありく
已然形ありけ
命令形ありけ


意味1:自動詞

(人や動物などが)
歩く、歩きまわる

[出典]うつくしきもの 枕草子
「大きにはあらぬ殿上童の、装束きたてられてありくもうつくし。」

[訳]:大きくはない殿上童が、美しく着飾らせられて歩くのもかわいらしい。


意味2:自動詞

移動する、行き来する

[出典]:卯月の晦方に 枕草子
「菰積みたる舟のありくこそ、いみじうをかしかりしか。」

[訳]:まこもを積んだ舟が行き来することは、たいへん風情があった。


意味3:補助動詞

(あちこちで)〜して、まわる

[出典]にくきもの 枕草子
「にはかにわづらふ人のあるに、験者もとむるに、例ある所になくて、外に尋ねありくほど...」

[訳]:急に病気になった人がいるので、修験者を探し求めると、(修験者が)普段いる所にはいなく、別の所をあちこち探してまわるうちに...


意味4:補助動詞

ずっと〜し続ける、〜して過ごす

[出典]:大和物語
「子どもあまた出で来て、思ひて住みけるほどに、亡くなりにければ、限りなくかなしくのみ思ひありくほどに...」

[訳]:子どもがたくさん生まれて、いとしく思いながら住んでいたうちに、(妻が)亡くなったので、この上なく悲しいとばかり思って過ごすうちに...

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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