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古文単語「おほきなり/大きなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】

著者名: 走るメロス
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おほきなり/大きなり

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形容動詞・ナリ活用

未然形おほきなら
連用形おほきなりおほきに
終止形おほきなり
連体形おほきなる
已然形おほきなれ
命令形おほきなれ


意味1

大きい、広大である

[出典]東下り 伊勢物語
「武蔵の国と下総の国との中に、いと大きなる河あり。」

[訳]:武蔵の国と下総の国の間に、たいそう大きな川があります。


意味2

重大である、大事である

[出典]:かぐや姫の昇天 竹取物語
「天下のことは、とありとも、かかりとも、御命の危ふさこそ大きなる障りなれば...」

[訳]:世の中のことは、どうあろうと、こうあろうと、(あなたの)お命が危ないということこそ重大な障害なので...


意味3

程度がはなはだしい、ひどい

[出典]:須磨 源氏物語
「これより大きなる恥にのぞまぬ先に...」

[訳]:これよりひどい恥に直面しない前に...


意味4

盛大である、立派である

[出典]:徒然草
大きなる職をも辞し、利をも捨つるは、ただ学問の力なり。」

[訳]立派な地位をも辞退し、大きな利益をも捨てることができるのは、ひたすらに学問の力(のおかげ)である。

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ベネッセ全訳古語辞典 改訂版 Benesse
全訳読解古語辞典 第四版 三省堂

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