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ルネサンスの歴史1 ~ルネサンスがイタリアで起こった理由とメディチ家~ |
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著作名:
エンリケ航海王子
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ダンテ
まず、ルネサンスの先駆者と言われているのが叙事詩『新生』や『神曲』を著したダンテです。特に『神曲』はトスカナ語で書かれた重要な作品です。内容的には、著者のダンテ自身が古代ローマの詩人ヴェルギリウスの案内で、地獄、煉獄、天上界を旅するというもので、キリスト教世界観と、ダンテ自身の価値観双方が含まれているという意味で、中世カトリック文化とルネサンス文化の橋渡しをしたと考えられています。
(ダンテの肖像)
ペトラルカ
ペトラルカは詩人・人文主義者で、古代ローマを礼賛していました。それまでカトリック的価値観から重要視されていなかったローマ時代の古典の収集・復活に貢献しました。代表作には『叙情詩集』や『アフリカ』などがあります。アヴィニョンの教皇庁に勤めていた時期がありました。
ボッカチオ
ギリシア古典を研究者で、初めてホメロスの著作をラテン語に翻訳しました。同時代のベトラルカとも言われています。彼の代表作は『デカメロン』です。
この物語は、当時大流行したペストから逃れるために邸宅に引き篭もった男3人、女7人の10人が退屈しのぎの話をするというもので、内容はユーモアと艶笑に満ちた恋愛話や失敗談などで、10人が10話ずつ語る大作です。それぞれ『千一夜物語』や『七賢者の書』から影響を受けており、ダンテの『神曲』に対して『人曲』と言われ、近代小説のはしりでもありました。
(デカメロンの挿絵)
ジョット
イタリア=ルネサンス初期の画家で「聖フランチェスコの生涯」という作品を残しています。イタリア絵画の祖とも言われています。建築の設計もしていて、フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の隣にあるジョットの鐘楼を設計したことでも知られています。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、フィレンツェのシンボル的な寺院です。建築家はブルネレスキが担当しました。よくサンピエトロ大聖堂の設計者ブラマンテと間違えるので注意!
ボッティチェリ
ジョットの流れをくむイタリア=ルネサンス中期の画家で、有名な『ヴィーナスの誕生』、『春』などの傑作を残しました。
(『ヴィーナスの誕生』)
おわりに
いかがでしたか。ルネサンスの成立を知ることで、ヨーロッパ芸術への理解がより一層深まるでしょう。機会があれば、美術書などを見て、ルネサンスの芸術に触れてみてください。
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