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源氏物語『松風』のあらすじを短くわかりやすく解説! |
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著作名:
走るメロス
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源氏物語『松風』のわかりやすいあらすじ・主な登場人物の紹介
このテキストでは、源氏物語の第十八帖『松風』(まつかぜ)のあらすじを短くわかりやすく記しています。その他、主な登場人物などもまとめています。
松風のあらすじ
女君たちを住まわせるために建築していた二条東院が完成し、光源氏は明石の君を東の対に迎えようと計画していました。しかし明石の君は、身分の低さや住み慣れた土地を離れて都に住むことに不安を隠せない様子です。そこで明石入道は、京都の大堰川近くの山荘を修理して、そこに明石の君を住まわせることにしました。明石の君は、父の明石入道を残して、母とともに上京しました。
光源氏は、紫の上に気を遣いながら山荘を訪れ、明石の君と3年ぶりに再会しました。生れてから一度も会っていなかった娘の愛くるしい様子に感嘆し、この娘だけでも引き取りたいと思うようになりました。澪標の章でこの娘が将来中宮になるかもしれないと占われたことから、一刻でも早く教育を受けさせたいと考えたためです。相談を受けた紫の上は、このことを承諾しますが、娘と切り離されることになるであろう明石の君の心中を察し思い悩むのでした。
主な登場人物
■光源氏(31歳秋)
■明石の君
光源氏の側室。完成した二条東院へと移ることを光源氏に提案されるも、身分の低さや住み慣れた土地を離れることに不安を感じ思い悩む。最終的には上京し、光源氏と3年ぶりの再会を果たす。
■明石入道
明石の君の父。上京をためらう娘の気持ちを慮り光源氏に手紙を出す。また、大堰川近くの山荘を改築し、娘の上京をサポートした。
■紫の上
光源氏の正妻。上京してきた明石の君に会いにいこうとする夫にウィットにとんだ皮肉を浴びせる。明石の君の娘を引き取るという提案は快諾した。
源氏物語とは
源氏物語は平安中期に成立した長編小説です。一条天皇中宮の藤原彰子に仕えた紫式部が作者とするのが通説です。
おすすめの書籍
【あさきゆめみし】
源氏物語は、文字で読むには非常に難解な物語だと思います。一人の人物を指す言葉が何パターンもあるというのが理由の一つです。例えば第一帖「桐壺」に出てくる
・男御子
・御子
・君
・若宮
・宮
・源氏の君
・光る君
・源氏
という言葉はすべて、光源氏のことを指しています。光源氏の初恋の相手である藤壺を指す言葉は「先帝の四の宮、后の宮の姫宮、藤壺、御方、宮、かかやく日の宮」、桐壺更衣をいじめる弘徽殿女御を指す言葉は「右大臣の女御、一の御子の女御、弘徽殿、御方、女御、弘徽殿の女御、春宮の女御」と、非常に多くの表現が用いられており、このことが源氏物語を読みづらくしている要因の一つだと思います。そこでお勧めなのが漫画でイメージを掴むことです。特にここで紹介するあさきゆめみしは、半世紀近く読み親しまれてきた漫画の決定版だと思います。
読むのが難解な源氏物語を、まずは漫画で気軽に感じてみてはいかがでしょうか。
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