更新日時:
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音が発生してから耳に届くまで |
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著作名:
かたくり工務店
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私たちが普段耳にしている「音」ですが、音はどのように伝わって私たちの耳に届いているのでしょうか。わかりやすくすために、池に石を投げたとイメージしてください。
そうすると、写真のように波ができてまわりに広がっていきますね。これと同じ現象が(目に見えないだけで)音でも起こっています。例えばドラムを打ち鳴らしたとしましょう。スティックでドラムの中心をたたいたときに、たたいた点を中心に音の波がまわりに広がっていきます。音の波のことを音波と言いますので覚えておきましょう。また、このときドラムに手をあててみるとドラムにはってある皮がかすかに動いていることがわかりますが、この動きのことを振動と言います。この振動がある一定の大きさになったときだけ、人の耳は音を聞き分けることができるのです。
音波を目で捉えることはできませんが、特殊な機械を使って波形とよばれる独特の形に表すことができます。それが次のグラフです。
点Oのところで音が発生したと考え、1つの山から次の山までの距離のことを波長と言い、1つの山の高さのことを振幅と言います。波長が短ければ短いほど音は高く、そして振幅が大きければ大きいほど音は大きくなります。
※このように音の高さや大きさは、波形の長さと振幅の大きさによって決まるということを覚えておきましょう。
発生した音波は、耳にある鼓膜を振動させます。振動した鼓膜のゆれ具合を感じて脳が音に変換し、それを感じた私たちは音が聞こえると判断をしているわけですね。
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