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連立不等式の簡単な問題とその解き方
著作名: OKボーイ
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連立不等式の解き方を例題を使って簡単に解説!

連立方程式と同じように、不等式にも連立不等式というものがあります。
例えば次のようなものです。



次の不等式を同時に満たすxの範囲を求めなさい。

3x+4>4x+1 …①
5x+2>3x-3 …②

とりあえず、①と②の不等式をそれぞれ解いてみましょう。

【①の不等式】

3x-4x>1-4
-x>-3

x<3 …③

【②の不等式】

5x-3x>-3-2
2x>-5

x>-5/2 …④


①の不等式におけるxの範囲がx<3
②の不等式におけるxの範囲がx>-5/2となりました。
これを図に表してみましょう。
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図を見れば一目瞭然ですね。
③と④の範囲でかぶっているところが今回求めるべきxの範囲になります。

x>-5/2<x<3

連立不等式で、xの範囲を求めよという問題であれば、今回のように2つの不等式で、それぞれのxの範囲を求めて、かぶっているところを求めなさいということです。


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