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古文単語「おしする/押し磨る/押し摩る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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おしする/押し磨る/押し摩る

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「おしする/押し磨る/押し摩る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形おしすら
連用形おしすり
終止形おしする
連体形おしする
已然形おしすれ
命令形おしすれ


意味:他動詞

こする、押し付けてこすり合わせる、押し付けるようにこする

[出典]にくきもの 枕草子
「老いばみたる者こそ、火桶のはたに足をさへもたげて、もの言ふままに押しすりなどはすらめ。」

[訳]:年寄りじみた者は、火桶の端に足までも持ち上げて、話をしながら(足を)こすったりなどしているのだろう。


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