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古文単語「しろしめす/領ろし召す」の意味・解説【サ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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しろしめす/領ろし召す

このテキストでは、サ行四段活用の動詞「しろしめす/領ろし召す」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

「しろしめす」には
知ろし召す
②領ろし召す
などの用法があるが、ここでは「②領ろし召す」を扱う。
サ行四段活用

未然形しろしめさ
連用形しろしめし
終止形しろしめす
連体形しろしめす
已然形しろしめせ
命令形しろしめせ


意味:他動詞

(「知る」の尊敬語で)
お治めになる、統治なさる、おとりしきりになる

[出典]:古今和歌集
「今天皇の天の下しろしめすこと、四つのとき、九返りになむなりぬる。」

[訳]:今上天皇が天下をお治めになることは、四つの季節がめぐること、九回(九年目)になりました。


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