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古文単語「はらあし/腹悪し」の意味・解説【形容詞シク活用】
著作名: 走るメロス
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はらあし/腹悪し

このテキストでは、シク活用の形容詞「はらあし/腹悪し」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

形容詞・シク活用

未然形はらあしくはらあしから
連用形はらあしくはらあしかり
終止形はらあし
連体形はらあしきはらあしかる
已然形はらあしけれ
命令形はらあしかれ


意味

短気である、怒りっぽい、腹黒い、根性が悪い

[出典]公世の二位のせうとに 徒然草
「公世の二位のせうとに、良覚僧正と聞こえしは、きはめて腹あしき人なりけり。」

[訳]:公世の二位の兄で、良覚僧正と申し上げた方は、とても怒りっぽい人であったということだ。


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