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古文単語「ふるまふ/振る舞ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、ハ行四段活用の動詞「ふるまふ/振る舞ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
未然形 | ふるまは |
連用形 | ふるまひ |
終止形 | ふるまふ |
連体形 | ふるまふ |
已然形 | ふるまへ |
命令形 | ふるまへ |
行動する、動作をする。
[出典]:宇治拾遺物語
「長くほめられ、長くそしられず。しかれば、我が好みにしたがひ振る舞ふべきなり。」
[訳]:長い間ほめられていたり、長い間けなされることはない。だから、自分の好きなように行動するべきである。
「長くほめられ、長くそしられず。しかれば、我が好みにしたがひ振る舞ふべきなり。」
[訳]:長い間ほめられていたり、長い間けなされることはない。だから、自分の好きなように行動するべきである。
わざとらしく趣向をこらす、わざと目立つ行動をする。
[出典]:徒然草
「おほかた、振る舞ひて興あるよりも、興なくて安らかなるが勝りたることなり。」
[訳]:一般的に、わざとらしく趣向をこらして面白みがあるよりも、面白みがなくても落ち着きのあるほうが、すぐれているものだ。
「おほかた、振る舞ひて興あるよりも、興なくて安らかなるが勝りたることなり。」
[訳]:一般的に、わざとらしく趣向をこらして面白みがあるよりも、面白みがなくても落ち着きのあるほうが、すぐれているものだ。
もてなす、ごちそうする。
[出典]:雨月物語
「魚が橋の蕎麦振る舞ひまをさんに。」
[訳]:魚が橋の蕎麦をごちそうして差し上げようと思う。
「魚が橋の蕎麦振る舞ひまをさんに。」
[訳]:魚が橋の蕎麦をごちそうして差し上げようと思う。
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