運動の法則 / 物理 by スレイマン |マナペディア|

更新日時：2016-06-21
	運動の法則
著作名：スレイマン 5,403 views

質量とは何か

質量は物体１つ１つに割り当てられた量で、実数で表されます

力とは何か

力はある物体が別の物体に与えるもので時間変化するベクトルです

ニュートン力学における単位

位置ベクトルの単位はｍ（メートル）です
すなわち座標の１目盛りが１ｍだということです
時間の単位はｓ（秒）です
したがって位置ｍを時間ｓで微分したものである速度の単位はｍ/ｓでこれをまた時間で微分したものである加速度の単位はｍ/ｓ＾２です
質量の単位はｋｇです

運動の三法則

運動の第一法則：慣性の法則

物体が力を受けていないか、あるいは受けていても合力が０ならば、静止している物体は静止したまま、また運動している物体は等速直線運動を続ける

運動の第二法則：運動の法則

任意の時刻 $t$ において
ある物体の質量を $m$ 、受けた力のベクトルの和を $\vec{F \left(t\right) }$ 、加速度を $\vec{a \left(t\right) }$ とする
$\vec{F \left(t\right) }$ ∝ $m \vec{a\left(t\right) }$
ただし∝は比例するという意味である
$_{m}$ の単位がｋｇ、 $\vec{a \left(t\right) }$ の単位がｍ/ｓ＾２の場合
$\vec{F \left(t\right) } =m \vec{a \left(t\right) }$
が成り立つような $\vec{F \left(t\right) }$ の単位をN（ニュートン）とする

運動の第三法則：作用反作用の法則

任意の時刻 $t$ において
ある物体Ⅰが別の物体Ⅱに与えた力を $\vec{F1 \left(t\right) }$
逆に物体Ⅱが物体Ⅰに与えた力を $\vec{F2 \left(t\right) }$ とする
$\vec{F1 \left(t\right) } + \vec{F2 \left(t\right) } = \vec{0}$

このテキストを評価してください。

役に立った

う～ん・・・

※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。

つながりのあるテキスト

ニュートン力学における位置と速度と加速度

このテキストのキーワード

同じカテゴリーのテキスト

物理基礎作用反作用の法則～つりあいの例を挙げて説明～

物理基礎慣性の法則とは～例を挙げて説明～

ニュートン力学における位置と速度と加速度

物理基礎運動の法則とは・運動方程式

最近見たテキスト

運動の法則

10分前以内

デイリーランキング

	「There is ...」の疑問文	>
	話題のニュースを英語で読もう【認知症】は英語で言うと何？	>
	蜻蛉日記原文全集「三月にもなりぬ」	>
4	現代とで意味の異なる言葉　その３	>
5	参議院選挙の仕組み	>
6	西アジア・中央アジアの気候	>
7	宗教改革4　～テューダー朝ヘンリ8世の国王至上法（首長令）とイギリス国教会の成立～	>
8	三角関数の不等式cos(θ−π/３)≦−１/√２[角度の部分が複雑な不等式の計算問題]	>
9	【元寇後の幕府政治と農村の変容】受験日本史まとめ 25	>
10	中国分割と日露戦争（変法運動、血の日曜日事件、日本海海戦など）　受験対策問題　89	>

注目テキスト

楕円の方程式の証明	>
太閤検地・刀狩・身分統制令の本当の目的	>
古文単語「やうなり」の意味・解説【助動詞】	>
関係代名詞を勉強する前に読んでおきたいこと	>
主要なローマ教皇　～時代背景とその業績～	>
剝片石器とは　世界史用語30	>
連立不等式の表す領域[直線と円の領域ver.]	>
化学基礎　水酸化物イオン濃度からpHを求める問題	>
１人称・２人称と３人称	>
累乗根の公式の証明"(ⁿ√a) ×(ⁿ√b)＝ⁿ√ab"	>