manapedia
更新日時:
伊勢物語『狩りの使ひ』の品詞分解
著作名: 走るメロス
121,995 views
伊勢物語『狩りの使ひ』の品詞分解

このテキストでは、伊勢物語の一節『狩りの使ひ』(昔、男ありけり。その男、伊勢の国に狩りの使ひに行きけるに~)の品詞分解をしています。




現代語訳

伊勢物語『狩りの使ひ』の現代語訳と文法解説

伊勢物語とは

伊勢物語は平安時代初期に書かれた歌物語です。作者は未詳ですが、在原業平がモデルではないかと言われています。


品詞分解

※名詞は省略しています。

■昔、男ありけり。その男、伊勢の国に狩りの使ひに行きけるに、

単語品詞
昔、ー
男ー
ありラ行変格活用「あり」の連用形
けり。過去の助動詞「けり」の終止形
そ代名詞
の格助詞
男、ー
伊勢の国ー
に格助詞
狩りー
の格助詞
使ひー
に格助詞
行きカ行四段活用「ゆく」の連用形
ける過去の助動詞「けり」の連体形
に、格助詞



■かの伊勢の斎宮なりける人の親、「つねの使ひよりは、この人よくいたはれ。」と言ひやれりければ、親の言なりければ、いとねむごろにいたはりけり。

単語品詞
か代名詞
の格助詞
伊勢の斎宮ー
なり断定の助動詞「なり」の連用形
ける過去の助動詞「けり」の連体形
人ー
の格助詞
親、ー
「つねー
の格助詞
使ひー
より格助詞
は、計助詞
こ代名詞
の格助詞
人ー
よくク活用の形容詞「よし」の連用形
いたはれ。」ラ行四段活用「いたはる」の命令形
と格助詞
言ひやれラ行四段活用「いひやる」の已然形
り完了の助動詞「り」の連用形
けれ過去の助動詞「けり」の已然形
ば、接続助詞
親ー
の格助詞
言ー
なり断定の助動詞「なり」の連用形
けれ過去の助動詞「けり」の已然形
ば、接続助詞
いと副詞
ねむごろにナリ活用の形容動詞「ねむごろなり」の連用形
いたはりラ行四段活用「いたはる」の連用形
けり。過去の助動詞「けり」の終止形



■朝には狩りに出だし立ててやり、夕さりは帰りつつ、そこに来させけり。かくて、ねむごろにいたつきけり。

単語品詞
朝(あした)ー
に格助詞
は係助詞
狩りー
に格助詞
出だし立てタ行下二段活用「いだしたつ」の連用形
て接続助詞
やり、ラ行四段活用「やる」の連用形
夕さりー
は係助詞
帰りラ行四段活用「かへる」の連用形
つつ、接続助詞
そこ代名詞
に格助詞
来カ行変格活用「く」の未然形
させ使役の助動詞「さす」の連用形
けり。過去の助動詞「けり」の終止形
かくて、副詞
ねむごろにナリ活用の形容動詞「ねむごろなり」の連用形
いたつきカ行四段活用「いたつく」の連用形
けり。過去の助動詞「けり」の終止形






1ページ
前ページ
1/4
次ページ


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。