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徒然草『いでや、この世に生まれては』の品詞分解 |
著作名:
走るメロス
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徒然草『いでや、この世に生まれては』
このテキストでは、徒然草の『いでや、この世に生まれては』の品詞分解を記しています。
※現代語訳はこちら:徒然草『いでや、この世に生まれては』の現代語訳と解説
品詞分解
※名詞は省略しています。
■いでや、この世に生まれては、願はしかるべきことこそ多かめれ。
いでや、 | 感動詞 |
こ | 代名詞 |
の | 格助詞 |
世 | ー |
に | 格助詞 |
生まれ | ラ行下二段活用・連用形 |
て | 接続助詞 |
は、 | 係助詞 |
願はしかる | 形容詞・シク活用・連体形 |
べき | 当然の助動詞・連体形 |
こと | ー |
こそ | 係助詞 |
多か | 形容詞・ク活用・連体形・撥音便の無表記 |
めれ。 | 推定の助動詞・已然形 |
■帝の御位はいともかしこし。竹の園生の末葉まで、人間の種ならぬぞやむごとなき。
帝 | ー |
の | 格助詞 |
御位 | ー |
は | 係助詞 |
いと | 副詞 |
も | 係助詞 |
かしこし。 | 形容詞・ク活用・終止形 |
竹 | ー |
の | 格助詞 |
園生 | ー |
の | 格助詞 |
末葉 | ー |
まで、 | 副助詞 |
人間 | ー |
の | 格助詞 |
種 | ー |
なら | 断定の助動詞・未然形 |
ぬ | 打消の助動詞・連体形 |
ぞ | 係助詞 |
やむごとなき。 | 形容詞・ク活用・連体形 |
■一の人の御ありさまはさらなり、ただ人も、舎人など賜はる際はゆゆしと見ゆ。その子・孫までは、はふれにたれど、なほなまめかし。
一 | ー |
の | 格助詞 |
人 | ー |
の | 格助詞 |
御ありさま | ー |
は | 係助詞 |
さらなり、 | 形容動詞・ナリ活用・終止形 |
ただ人 | ー |
も、 | 係助詞 |
舎人 | ー |
など | 副助詞 |
給はる | ハ行四段活用・連体形 |
際 | ー |
は | 係助詞 |
ゆゆし | 形容詞・シク活用・終止形 |
と | 格助詞 |
見ゆ。 | ヤ行下二段活用・終止形 |
そ | 代名詞 |
の | 格助詞 |
子・孫 | ー |
まで | 副助詞 |
は、 | 係助詞 |
はふれ | ラ行下二段活用・連用形 |
に | 完了の助動詞・連用形 |
たれ | 存続の助動詞・已然形 |
ど、 | 接続助詞 |
なほ | 副詞 |
なまめかし。 | 形容詞・シク活用・終止形 |
■それより下つ方は、ほどにつけつつ、時にあひ、したり顔なるも、みづからはいみじと思ふらめど、いと口惜し。
それ | 代名詞 |
より | 格助詞 |
下つ方 | ー |
は、 | 係助詞 |
ほど | ー |
に | 格助詞 |
つけ | カ行下二段活用・連用形 |
つつ、 | 接続助詞 |
時 | ー |
に | 格助詞 |
あひ、 | ハ行四段活用・連用形 |
したり顔 | ー |
なる | 断定の助動詞・連体形 |
も、 | 係助詞 |
みづから | ー |
は | 係助詞 |
いみじ | 形容詞・シク活用・終止形 |
と | 格助詞 |
思ふ | ハ行四段活用・終止形 |
らめ | 現在推量の助動詞・已然形 |
ど、 | 接続助詞 |
いと | 副詞 |
口惜し。 | 形容詞・シク活用・終止形 |
【「いみじ」の意味は?】
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