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月食と日食の特徴 |
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著作名:
gg佐藤
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月食と日食、みなさんもよく耳にしたことがあるかと思います。
テレビで「10年に一度の皆既日食です!」とかやってますよね。
月食と日食の特徴について説明したいと思います。
まず月食です。月食とは、 地球が太陽と月との間に入り、太陽光を浴びた地球の影に月が隠れる現象のことを言います。必ず満月のときに起きるのが特徴です。
下図をみるとわかりやすいと思います。地球の影の部分に月の軌道が重なったときに月食は起きます。
月食には2つの種類があります。皆既月食と部分月食です。
皆既月食が、月全部が地球の影に隠れてしまうのに対して、部分月食は、月の一部だけが地球の影に隠れることを指します。
続いて日食について説明しましょう。
先程の月食とは反対で、今度は 月が地球と太陽の間に入り、太陽光を浴びた月の影に地球が隠れる現象のことを言います。
下図を見てください。
月食のときとは月の位置が違います。地球からみて太陽が欠けていく。だから「日食」と言うのですね。
え?「月は太陽よりも小さいのに、なんで太陽を隠すことができるのか」ですって?
理由は月と太陽の距離にあります。
同じ大きさの2つのボールを手元と遠くに置いた場合に、手元に置いたボールの方が大きく見えますよね。それと同じです。ちなみにこれを%%遠近法%%と言います。
日食にも種類があります。皆既日食と金環日食、そして部分日食です。
皆既日食は、太陽が月の影に完全に隠れてしまうことをいいます。一方で金環日食とは、月と太陽との距離の関係で、月が太陽を完全に隠しきれないことがあります。月の影から太陽がはみ出てしまっている状態。これを金環日食といいます。
部分日食は、太陽の一部が月に隠れている状態をさします。
太陽がすべて隠れる直後には太陽の光が一ヵ所だけ漏れ出て輝く瞬間があり、これをダイヤモンドついた指輪に見立てて、ダイヤモンドリングと呼んでいます。
直視すると目を痛めますので、 観察するときは必ず専用の道具を使って観察してくださいね。
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