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化学基礎 テストによく出る「酸性の物質」と「塩基性の物質」の一覧 |
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著作名:
藤山不二雄
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化学の問題では、様々な酸性の物質や塩基性の物質が登場します。
みなさんは問題を解く上で、それらを強酸か弱酸か、または強塩基か弱塩基なのかを判断しなければなりません。
ここでは、頻出する代表的な酸性物質、塩基性物質をまとめてみました。
価数 | 強酸 | 弱酸 |
1価 | 塩酸HCl、硝酸HNO₃ | 酢酸CH₃COOH |
2価 | 硫酸H₂SO₄ | 炭酸H₂CO₃、硫化水素H₂S、シュウ酸H₂C₂O₄ |
3価 | リン酸H₃PO4 | リン酸H₃PO₄ |
※リン酸は中ぐらいの強さを示します。
特に塩酸、硝酸、酢酸、硫酸、炭酸は頻出ですので、強酸化弱酸かに加えて価数までしっかりと覚えておきましょう。
続いてよく出てくる塩基性の物質です。
価数/強弱 | 強塩基 | 弱塩基 |
1価 | 水酸化ナトリウムNaOH、水酸化カリウムKOH | アンモニアNH₃ |
2価 | 水酸化カルシウムCa(OH)₂、水酸化バリウムBa(OH)₂ | 水酸化銅(Ⅱ)Cu(OH)₂ |
3価 | なし | 水酸化鉄(Ⅲ)Fe(OH)₃ |
特に水酸化ナトリウム、アンモニア、水酸化カルシウムは頻出ですので、強塩基弱塩基かに加えて価数までしっかりと覚えておきましょう。
さて、塩基性の物質の見分け方ですが以下のように覚えると楽です。
1価の強塩基はアルカリ金属、2価の強塩基はアルカリ土類金属の水酸化物のみ!
弱塩基は、アンモニアかアルカリ金属&アルカリ土類金属以外の金属の水酸化物のみ!
※アルカリ金属は第1族、アルカリ土類金属は第2族です。
もちろん、ここに出した限りではありませんが、このページを抑えておけば、だいたいの問題には対応ができるはずです。
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