更新日時:
|
|
遣隋使が派遣された理由・目的 |
|
著作名:
早稲男
34,407 views |
飛鳥時代に、中国を支配していた「隋」(ずい)という国がありました。この隋はとても大きな国でしたので、隋の文化を学びに行こうというのがおもな目的でした。
遣隋使は文化交流のために送られた
さて、遣隋使として有名なのは小野妹子(おののいもこ)でしょう。
607年に、聖徳太子の命をうけて隋にわたったとされています。
このとき持っていった聖徳太子からの国書の内容をみて、隋のトップだった煬帝(ようだい)は大激怒したといわれています。
「日出ると処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無きや」
これを訳すと、「日が昇る国の天子が日が沈む国の天子に書をおくります。お元気ですか?」となります。
国書の始まりのこの文章をみて、煬帝は激怒したようです。
一説には、「日が沈む国と言われて、相手から下に見られた」や、「下っ端と思っていた国に対等な目線で話しかけられた」ことに腹がたったといわれています。
大使としての役目をきちんと果たそうと思っていた小野妹子、たいそうびっくりしたでしょうね。「無礼だ!」といって殺されてもおかしくはないレベルです。しかし運がよかったのか、小野妹子は隋の使者をつれて帰国します。
608年のことでした。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
大化の改新の真相
>
三世一身の法と墾田永年私財法はセットで覚えましょう
>
奈良時代っていつからいつまで?
>
行基と鑑真のみわけかた
>
乙巳の変(いっしのへん・おっしのへん)とは
>
最近見たテキスト
遣隋使が派遣された理由・目的
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング
注目テキスト
中学社会 歴史
- 古代までの日本
- 先土器時代・縄文時代
- 弥生時代・古墳時代
- 飛鳥時代・奈良時代
- 平安時代
- 中世の日本
- 鎌倉時代
- 南北朝時代・室町時代
- 近世の日本
- 戦国時代・安土桃山時代
- 江戸時代
- 近現代の日本と世界
- 明治維新・開国
- 条約改正・日清/日露戦争
- 殖産興業・富国強兵・国民生活の変化
- 第一次世界大戦と大正デモクラシー
- 第二次世界大戦・太平洋戦争
- 占領下の日本
- 高度経済成長の時代
- その他
- その他