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共有結合とイオン結合の違い~共有結合の例~ |
著作名:
藤山不二雄
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共有結合
H2は、2つの水素原子がくっついてできたものですが、これはイオン結合とは異なります。
イオン結合は、陽イオンと陰々が反応しあう結合のことでしたものね。
ではこのH2は何結合なのか?というわけですが、この結合のことを共有結合と言います。
図左のように、Hは価電子を1個ずつ持っています(黒点です。)
この価電子が対になる、つまり2つ合わさると図右のようになります。
お互いの価電子を共有していると考えます。このことから共有結合と言うんですね。
この、原子と原子の間に共有された電子対のことを共有電子対と言い、反応前のHのように対になっていない電子のことを不対電子と言います。
単結合・二重結合・三重結合
Hのように2つ組み合わさって1対だけではなく、価電子3つで1対と考えるなど、共有電子対の組合せは何通りかあります。
H2のように1組の電子対で結合しているものを単結合、O2のように2組の電子対で結合しているものを二重結合、N2のように3組の電子対で結合しているものを三重結合と言います。
結合するときの電子対の組合せは決まっていますので、順次覚えていきましょう。
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