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十訓抄『安養の尼上の小袖』(横川の恵心僧都の妹安養の尼のもとに〜)の品詞分解 |
著作名:
走るメロス
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■門戸のかたへ走り出てて、「やや。」と呼び返して「これ落されにけり。たしかに奉らむ。」と言ひければ、
門戸 | ー |
の | 格助詞 |
かた | ー |
へ | 格助詞 |
走り出で | ダ行下二段活用「はしりいづ」の連用形 |
て、 | 接続助詞 |
「やや。」 | 感動詞 |
と | 格助詞 |
呼び返し | サ行四段活用・連用形 |
て、 | 接続助詞 |
「これ | 代名詞 |
落とさ | サ行四段活用・未然形 |
れ | 尊敬の助動詞・連用形 |
に | 完了の助動詞・連用形 |
けり。 | 過去の助動詞「けり」の終止形 |
たしかに | ナリ活用の形容動詞「たしかなり」の連用形 |
奉ら | ラ行四段活用・未然形 |
む。」 | 意志の助動詞「む」の終止形 |
と | 格助詞 |
言ひ | ハ行四段活用・連用形 |
けれ | 過去の助動詞・已然形 |
ば、 | 接続助詞 |
■盗人ども立ち止まりて、しばし案じたる気色にて、「悪しく参りにけり。」とて、取りける物どもを、さながら返し置きて帰りにけり。
盗人ども | ー |
立ちどまり | ラ行四段活用・連用形 |
て、 | 接続助詞 |
しばし | 副詞 |
案じ | サ行変格活用・連用形 |
たる | 存続の助動詞・連体形 |
気色 | ー |
に | 断定の助動詞「なり」の連用形 |
て、 | 接続助詞 |
「悪しく | シク活用の形容詞「あし」の連用形 |
参り | ラ行四段活用・連用形 |
に | 完了の助動詞・連用形 |
けり。」 | 過去の助動詞「けり」の終止形 |
とて、 | 格助詞(または格助詞「と」+接続助詞「て」) |
取り | ラ行四段活用・連用形 |
ける | 過去の助動詞「けり」の連体形 |
物ども | ー |
を、 | 格助詞 |
さながら | 副詞 |
返し置き | カ行四段活用・連用形 |
て | 接続助詞 |
帰り | ラ行四段活用・連用形 |
に | 完了の助動詞・連用形 |
けり。 | 過去の助動詞「けり」の終止形 |
※現代語訳:十訓抄『安養の尼上の小袖』のわかりやすい現代語訳と解説
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