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余弦定理を使った計算~3辺のみが与えられた場合~
著作名: OKボーイ
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余弦定理を使った計算問題

ここでは、余弦定理を使った計算問題を一緒に解いてみましょう。
△ABCにおいて、a=8、b=5、c=7のとき、∠Cの角度を求めなさい。


まずは△ABCを描きます。
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角度が与えられていないので、正弦定理を使うには難しそうですね。
では余弦定理でしょうか。

余弦定理より
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まずcosCを求めて、その値がキレイであればCの角度がわかりそうですね。

与えられた数値を公式に代入してみます。
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が求まりました。
cosCがこの値をとるのは、∠C=60°のときですね。

よって答えは∠C=60°となります。

このように、三角形の3辺が与えられたときには余弦定理が有効です。



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