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モンゴル民族の発展 2 ~モンゴル帝国の拡大と分裂~
著作名: エンリケ航海王子
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モンゴル帝国の分裂

このように、各地で大勝利を続けていたモンゴル帝国ですが、巨大な帝国はまとまらず、結局分裂していきます。

キプチャク=ハン国(1243~1310)

ヨーロッパ遠征で連勝したバトゥは、その後ヴォルガ川下流のサライを首都にしてキプチャク=ハン国をつくりました。

イル=ハン国(1258~1353)

オゴタイ=ハンの長子グユク=ハンの没後、モンケ=ハンが即位しますが、その弟フラグは、イスラム国アッバース朝を滅ぼし、イランを中心にイル=ハン国を作ります。首都はタブリーズです。

チャガタイ=ハン国(1227~14世紀後半)

チンギス=ハンの次子チャガタイがサマルカンドなどの中央アジアにチャガタイ=ハン国を建国します。首都はアルマリクです。

オゴタイ=ハン国(1225頃~1310)

オゴタイ=ハンの子孫ハイドゥの一族が、外モンゴルのジュンガリア地方に建国した国です。首都はエミールです。


世祖フビライが建国した中国王朝で、モンゴル帝国の宗家です。

少しわかりにくいので、表にしてみます。

チンギス=ハンと4人の息子

順位名前子孫が建国した国
長男ジュチキプチャク=ハン国
次男チャガタイチャガタイ=ハン国
三男オゴタイ=ハンオゴタイ=ハン国
四男トゥルイイル=ハン国、元朝


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(モンゴル帝国系図)

おわりに

このように、チンギス=ハンの大帝国は、彼の子孫の権力争いによって結果的に分裂してしましました。この後、モンゴル帝国は中国の元朝として中国社会に大きな影響を与えていきます。



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