|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
参勤交代の目的・理由 |
著作名:
早稲男
73,529 views |
はじめに
江戸時代、幕府が各大名に課した制度で「参勤交代」なるものがあります。今回は、参勤交代の内容、そしてそれがどういう影響を与えたのかについて書きたいと思います。
参勤交代
参勤交代とは、各大名に課せられた制度で、自分の奥さんや子どもを江戸の武家屋敷に住まわせ、当の本人たちには自分の領地と江戸を1年交代で行ったり来たりしなさいという決まりです。
この制度によって、各藩は徳川家に反旗を翻すことが難しくなったと言われています。
その理由として2つあります。
理由その1
奥さんや子どもを江戸に住まわせるということで、彼らは江戸幕府からしてみたら人質の意味合いを持ちます。
人質を取られている以上、謀反は難しいですよね。
理由その2
1年交代で領地と江戸とを行き来することによって、諸藩の財政はそうとうな負担を強いられます。
戦をするにもお金が必要ですので、その資金を絶とうという幕府の狙いだったのです。
ちなみに参勤する大名たちも、自分たちがいかに華々しいかを示すために大きく着飾って参勤していました。
ですので、この華々しい行列のことを大名行列と言います。
現在でもよく使われる言葉ですね。
この制度は家康が始めたものですが、2代将軍秀忠に引き継がれ、3大将軍家光の時に正式な制度として制定されました。1635年のことです。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
参勤交代の本当の目的
>
【元禄文化】 受験日本史まとめ 43
>
江戸時代の土佐藩における身分制度~上士、下士の誕生~
>
【松平定信の登場と寛政の改革】 受験日本史まとめ 46
>
【幕府の衰退のはじまり、列強の接近、文化・文政時代】 受験日本史まとめ 47
>
最近見たテキスト
参勤交代の目的・理由
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング
注目テキスト
日本史
- 原始・古代の社会・文化と東アジア
- 先土器時代・縄文時代
- 弥生時代・古墳時代
- 飛鳥時代・奈良時代
- 平安時代
- 中世の社会・文化と東アジア
- 鎌倉時代
- 南北朝時代・室町時代
- 近世の社会・文化と国際関係
- 戦国時代・安土桃山時代
- 江戸時代
- 近代日本の形成とアジア
- 18世紀における国際環境の変化
- 開国・明治維新
- 立憲政治・憲法制定・議会の設立
- 条約改正・日清/日露戦争
- 近代産業の発展と文化の特色
- 両世界大戦期の日本と世界
- 第一次世界大戦
- 政党政治の発展と大衆文化の形成
- 国内情勢・第二次世界大戦・太平洋戦争
- 第二次世界大戦後の日本と世界
- 占領下の日本
- 高度成長の時代
- その他
- その他