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合成高分子化合物の種類~合成樹脂・合成繊維・合成ゴム~ |
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著作名:
藤山不二雄
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分子量が約1万以上の物質を高分子化合物と言い、その中でも人工的に合成されたものは合成高分子化合物と呼ばれます。例えばポリエチレンやナイロンなどがこれに該当します。
高分子化合物の中でも熱や圧力を加えて加工ができるものを合成樹脂(プラスチック)と言います。合成樹脂には、加熱すると柔らかくなって自由に形を変えることができますが、覚ますと再び硬くなる性質を持った熱可塑性樹脂と、加熱をすると硬くなってさらに温度を高くしても柔らかくならない熱硬化性樹脂の2タイプがあります。
高分子化合物を紡糸することで繊維状にしたものを合成繊維と言います。
例えば衣類に使われるナイロン(ポリアミド系合成繊維)、ポリエステル(ポリエステル系合成繊維)、アクリル繊維などがあります。
天然ゴムをなすイソプレンやイソプレンに似た構造をもつ単体量の付加重合によって、ゴムのような弾性をもつ高分子化合物が得られます。これを合成ゴムと言います。
天然ゴムよりも燃えにくく、油にも強く、消耗のペースも遅いので、コンベアーのゴム、タイヤ、ホースや医療材料などに多く用いられています。
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