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蜻蛉日記原文全集「さいつころ、つれづれなるままに」 |
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著作名:
古典愛好家
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蜻蛉日記
さいつころ、つれづれなるままに
さいつころ、つれづれなるままに草どもつくろはせなどせしに、あまた若苗(わかなへ)の生ひたりしを取り集めさせて、屋の軒にあててうゑさせしが、いとをかしうはらみて、水まかせなどせさせしかど、色づける葉のなづみて立てるを見れば、いとかなしくて、
いなづまのひかりだにこぬやがくれは 軒ばのなへも物おもふらし
と見えたる。
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