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古文単語「しかれども/然れども」の意味・解説【接続詞】 |
著作名:
走るメロス
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しかれども/然れども
このテキストでは、古文単語「しかれども/然れども」の意味、解説とその使用例を記している。
成り立ち
ラ行変格活用「しかり」の已然形と接続助詞「ども」が合わさったもの。本来は漢文訓読文に用いられたものであり、和文では「されども」が用いられた。ちなみに土佐日記では漢文訓読文で用いられる言葉が多用されている。
接続詞
■意味
しかし、しかしながら、そうではあるが。
[出典]:忘れ貝 土佐日記
「四日。楫取り、『今日、風雲のけしきはなはだ悪し。』と言ひて、船いださずなりぬ。しかれども、ひねもすに波風立たず。」
[訳]:四日。船頭が、『今日は、風や雲の様子がとてもよくない。』と言って、船を出さないままになった。しかしながら、一日中波風は立たない。
「四日。楫取り、『今日、風雲のけしきはなはだ悪し。』と言ひて、船いださずなりぬ。しかれども、ひねもすに波風立たず。」
[訳]:四日。船頭が、『今日は、風や雲の様子がとてもよくない。』と言って、船を出さないままになった。しかしながら、一日中波風は立たない。
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