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古文単語「おはさうず/御座さうず」の意味・解説【サ行変格活用】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、サ行変格活用の動詞「おはさうず/御座さうず」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ハ行四段活用「おはさふ」の連用形「おはさひ」とサ行変格活用「す」とが一語になった「おはさひす」のウ音便。
未然形 | おはさうぜ |
連用形 | おはさうじ |
終止形 | おはさうず |
連体形 | おはさうずる |
已然形 | おはさうずれ |
命令形 | おはさうぜよ |
(「あり/行く/来」の尊敬語で)
いらっしゃる、お出かけになる。
〜ていらっしゃる、〜でおいでになる。
※この用法の場合、活用語の連用形について用いられる。
[出典]:虫めづる姫君 堤中納言物語
「若人たちは、何事言ひおはさうずるぞ。」
[訳]:若い人たちは、何を言っていらっしゃるのですか。
「若人たちは、何事言ひおはさうずるぞ。」
[訳]:若い人たちは、何を言っていらっしゃるのですか。
主に、複数を表す主語に対して用いられる。
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