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古文単語「めづらし/珍し」の意味・解説【形容詞シク活用】 |
著作名:
走るメロス
33,945 views |
「めづらし/珍し」の意味・活用・使用例【形容詞シク活用】
このテキストでは、シク活用の形容詞「めづらし/珍し」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容詞・シク活用
未然形 | めづらしく | めづらしから |
連用形 | めづらしく | めづらしかり |
終止形 | めづらし | ◯ |
連体形 | めづらしき | めづらしかる |
已然形 | めづらしけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | めづらしかれ |
■意味1
すばらしい、賞賛するのにふさわしい。
[出典]:万葉集
「人ごとに折りかざしつつ遊べどもいやめづらしき梅の花かも」
[訳]:人それぞれが折ってかざしながら遊んでいるが、ますます素晴らしい梅の花であることよ。
「人ごとに折りかざしつつ遊べどもいやめづらしき梅の花かも」
[訳]:人それぞれが折ってかざしながら遊んでいるが、ますます素晴らしい梅の花であることよ。
■意味2
めったにない、珍しい。
■意味3
目新しい、新鮮である。
[出典]:若紫 源氏物語
「かかるありさまもならひ給はず、所せき御身にて、めづらしうおぼされけり。」
[訳]:このような気色も見慣れていらっしゃらず、窮屈なご身分なので、目新しくお思いになったのでした。
※「めづらしう」は、連用形「めづらし」のウ音便。
「かかるありさまもならひ給はず、所せき御身にて、めづらしうおぼされけり。」
[訳]:このような気色も見慣れていらっしゃらず、窮屈なご身分なので、目新しくお思いになったのでした。
※「めづらしう」は、連用形「めづらし」のウ音便。
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